礼拝メッセージ

レジュメ

どんなに多くの罪があっても、神の赦しを信じない罪、それが最大の罪である

1.ここには不思議と色々な罪が明らかになっている

(1)パリサイ人たち ― 偽善の罪
(2)姦淫の罪
(3)群衆の罪 ― 無関心の罪
(4)姿を見せない男の罪

2.「あなたがたの中で罪のない者が・・・」(ローマ 3:23)

(1)この主イエスの言は人間の罪に対する断罪
(2)この神の審きの前に誰も耐えられなくなり、皆いなくなった。これが人間の罪 の姿
(3)残されたのは罪の全くない神の子イエス・キリストと恐ろしい姦淫の罪を犯し た女二人だけ

3.「わたしもあなたを罪に定めません」

人間が誰ひとり石を投げ、この女を断罪できない時 ただひとり罪のないお方が、罪を赦してくださるのです

4.「罪のない者がまず石を投げ打て」と言われたこの神の審きの底に、実は神の赦し が、無限の赦しがある ― それはイエス・キリストの十字架

◇十字架の縦の棒は、神の厳しい審きを表している
◇ひとりもいない、その審きの底に十字架の主は立っておられる
◇その審きのそこに、あの十字架の横の棒が表す赦しを持って立っておられる
◇十字架の横の棒は赦し、神の無限の赦しを表している
◇この二つが交差する所に、神の愛のしるしである十字架がある(ローマ 3:23-26)
◇十字架は(1)「神自ら義となるため」同時に(2)「イエスを信ずる者を義とす る」
◇十字架は第一の神の義(正義)が表れるため。この義の前に誰ひとり立つことは出 来ない(7)
◇しかしそのお方は、その審きの底でこのイエスを信ずる者を義としてくださいま す。「わたしもあなたを罪に定めません」と言ってくださいます
◇十字架はこの審きと赦しの交差する場所です

結 十字架以外に誇りとするものが決してあってはならない(ガラテヤ 6:14)

み言葉

ローマ 3:23-26

23 すべての人は罪を犯して、神の栄光を受けることができず、
24 神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いを通して、価なしに義と認められる からです。
25 神はこの方を、信仰によって受けるべき、血による宥めのささげ物として公に示さ れました。ご自分の義を明らかにされるためです。神は忍耐をもって、これまで犯され てきた罪を見逃してこられたのです。
26 すなわち、ご自分が義であり、イエスを信じる者を義と認める方であることを示す ため、今この時に、ご自分の義を明らかにされたのです。

ガラテヤ 6:14

14 しかし私には、私たちの主イエス・キリストの十字架以外に誇りとするものが、決 してあってはなりません。この十字架につけられて、世は私に対して死に、私も世に対 して死にました