礼拝メッセージ

レジュメ

◇詩篇 23 篇は詩篇の中でも最も美しい詩
◇それ以上に世界の宗教的文学の中で最高の位置に位置づけられる
◇まさに私たちクリスチャンライフの美しい絵そのもの(ヨハネ 10:10b,11)

Ⅰ 恵みの時(養いの時 ― 家の本牧場)(1,2)

◇羊飼いは羊のために色々配慮しケアをし、養い、全てを守ってくれます
◇良き羊飼いの許にいる羊は乏しいことがない。自分は乏しく、愚かで弱い者。その自分を見て 嘆いていてはいけません。私を導き、養い、守ってくださる主イエスさまの守りには、何の乏 しいところもない
◇羊には糧が必要 ― 緑の牧場 ― みことば ― 安心感、満足感、平安がくる 羊には水が必要 ― 憩いの汀 ― 御霊の水、朝露 ― 朝のデボーション、祈り

Ⅱ 試練の時(取り扱いの時)― 移動牧場(3,4)

◇家の牧場で基礎的な養いは必要。しかしそれだけでは成長し、体力をつけることはできません
◇1,2 節ではただ羊飼いを語っています。ここでは「主は私のたましいを生き返らせ」とどこか で取り扱われ、回復させる必要を描いています(3)
◇羊ほど弱く、愚かな家畜はない。無力で倒れ伏し、死にそうになる羊のような私たちをもう 一度生かし、義の道に導かれます ― 神の義、信仰の道 ←→ 己が義の道
◇「私のたましいを生き返らせ」― ここには当然主の十字架と復活がある 私たちの失敗も自我も罪もみな負ってくださる主の十字架によって赦され、きよめられ、イエ スと共に死に、よみがえった主が私の内にいのちを与えて生き返らせる
◇ここは家の牧場を出て、高い高原の緑豊かなところへ連れていくための移動期、移動牧場と言 っていい ― 試練も来る、困難な道も通る ― 訓練の時
◇こういう試練の時、取り扱いの時、訓練の時が人生に必要ではないか ◇時には深い、暗い、危険な死の陰の谷を通ることもある
◇しかし災いを恐れない ― なぜ ― 羊飼いが共にいてくださるから(4)
◇ここで不思議なことに主と言っていたことが「あなた」に変わる(4)
◇「あなたと私」という深い人格関係に入っている ― 試練を通して1対1の深い人格関係
◇「むち」は手の延長のようなもの、私たちにとっては神のみこころの延長 ― みことば (Ⅱテモテ 3:16,17)
◇「杖」(1)羊飼い自身の支え ― 御霊 (2)羊を扱うため ― 御霊はいつも私たちを引き寄せ主と親しい関係に持っていく 私はイエスのもの、イエスは私のものということをわからせる 悪魔のいばらに束縛されるようなものを解放してくださる
◇まさにみことばと御霊が私の慰め

Ⅲ 絶頂の時(勝利の時)― 高原放牧場(5,6)

◇羊飼いが高原の放牧場に連れて行くと緑は一杯あるが虫も一杯寄って来る。羊飼いが羊の鼻に 油を塗ってやると虫が寄って来なく、羊は喜び平安を得る
◇確かに私たちは敵の攻撃の只中にあっても、十字架の恵みを経験していく時、本当に満たされ、 むしろ敵の前で勝利の宴を開いてくださる感じがする
◇また頭に油を、聖霊を豊かに注いでくださり、杯は溢れ、まさに満たされる このように満たしの時、絶頂の時、勝利の時を与えてくださる
◇その時、いつくしみと恵みが追ってくるようになる。それ程主は私たちを恵みに満たしたい
◇いのちの日の限り、そうなのです。それだけでなく、いのちの日の限りが終わった後も、私た ちは永遠に主の家に住むことを信じる。ある面では今すでに神の国に住んでいる

み言葉

ヨハネ 10:10b,11

10b わたしが来たのは、羊たちがいのちを得るため、それも豊かに得るためです。
11 わたしは良い牧者です。良い牧者は羊たちのためにいのちを捨てます。

Ⅱテモテ 3:16,17

16 聖書はすべて神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です。
17 神の人がすべての良い働きにふさわしく、十分に整えられた者となるためです。